元商社マンが教える愛のからくり

元商社マンが恋愛や婚活について書き綴る

不倫報道に思う

最近なんか不倫ネタをスキャンダラスに報道することが非常に流行っている気がする。何かから大衆の目を逸らす意図があるのか??それとも不倫ネタは単に数字が取れるからか??

 
しかし男性諸氏なら誰もが心当たりがあると思うが、男が複数の異性を同時に追い求めるのは心の奥底から湧き上がる本能的衝動であって、決して常軌を逸した感情でもなければ、また理屈で封じ込められるものでもない。
 
むしろ健康的で活発な男子であること、性的にアクティブであることは強い性の、じゃなかった正の相関があるだろう。回帰分析をしたらR2値は0.9999くらいあるに違いない。人間以外の動物を見てみるといい。ほぼ全ての活動が自己の生存、生き延びることを究極の目標としており、自分の遺伝子を受け継いだ子孫を残すことはその一環である。つまり動物の活動エネルギーは自己生存の為に獲得され、消費されるのだが、それは結局子孫を残す、ということに帰結する。子孫を残し繋いでいくことで、ある意味で永遠の命を手にすることができる。
 
こう考えると、やはり元気でイキのいい男、例えばチンギスハーンのような人物が性的に極めてアクティブで、沢山の子孫を残したことはもっともな展開で、逆にそうでなかったら人類がここまで繁栄することは無かったに違いない。優秀で元気な男ほど、女性そっちのけで昆虫採集にハマったり、絵画を嗜んだりする世の中があまり活気に満ちているとは思えない。
 
また言うまでもなく、遺伝子の多様性は環境変化への耐性に直結するので、一人の女性に三人子供を産んでもらうよりも三人の女性に一人産んでもらう、という方向性を本能的に好むのは致し方ない。
 
という「不倫は本能だからしょうがないじゃん」論は男性にとっては常識だが、驚くべきことに女性ではこれを理解していない方が多いと感じる。
 
だが、「不倫はそれでもいけない」という意見にも説得力はあると思う。やはり女性は傷つくだろうし、子供だっていい気はすまい。不倫をされた奥さんは可哀想だと思う。自分個人の意見としても、しっかり自分の本能を制御して円満に過ごすのが一番だと思う。
 
だが女性に分かっていただきたいのは、それは「幽遊白書」の雷禅が奥さんに操を立てて大好きな「人喰い」を止めた時のような、多大な努力と精神力を要する難事業だということだ。「不倫をしない」ことは社会規範上当然なのかもしれないけど、そんなのはさて置き、麻薬中毒患者がクスリを絶つくらい「頑張らないとできない」ことなのだ。その頑張りを認め、評価してやってももらいたいと思う。
 
何より、不倫は結婚しないとできないのだ。上記したような男の本能を自分で理解しつつ、奥さんの為に「自分が不倫して、バレて別れたら財産没収」という契約書にサインをしたサムライたちだ。無責任に、結婚もせず取っ替え引っ替え遊びまわっていたらどんなに楽だったろう。そんな奴は現にいっぱいいる。
 
結論、不倫をせず「頑張っている」夫たちはもっと評価されていいと思う。
また、夫が例え己の本能に負け不倫をしてしまったとしても、その止むに止まれぬ衝動のメカニズムだけは理解してやってほしい。例え最終的に赦すことができなかったとしても。
 
 
 
 
 
 
 
 

自己紹介

本ブログは日本の少子化を少しでも食い止めるため、男から見ればなんとなくピントがズレているように見える、女性目線での婚活や恋活なるものに警鐘を鳴らすべく、率直なfeedback及び自分が培ってきた男性目線での手練手管を公開し、婚活女性により効果的・効率的な恋愛をenjoyしてもらうことを目的とした極めて真っ当なブログです。

わたしは某総合商社に勤務し、東京の夜を駆け抜け、中流〜中上流と思われる数多の恋愛を体験しまた見聞きしてまいりました。

ここで「中流〜中上流」というのは飽く迄消費活動のリッチ度であって、女性のルックスや性格、満足度とは全く別の次元であります。要はヒルズの個室でやるパーチーやクルーザーでの船上パーチーなど金持ちの遊びとは無縁ですが、子金をそれなりに持て余した若手商社マンが普通の女の子を少し驚かすくらいのレベル感での消費活動だった、ということです。しかし、そういったレベルの恋愛活動が日本女性のボリュームゾーンですし、ヒルズでの合コンに参加したって結婚にも幸せにも結びつかないと勝手に信じていますので、このブログが多くの日本女性の助けになると信じております。

 

それでは今後とも宜しくお願い致します。